2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

森田秋子,小林修二:知的機能が失語症患者の基本ADLに与えている影響―レーブン色彩マトリックス検査を用いて―.高次脳機能研究25:26-32,2005 22:57

因果モデルを仮定して相関を出す。モデルに使用した要素は入院時の年齢(AGE)発症から入院までの期間(POA)バーセル・インデックス(BI)レーブン色彩マトリックス検査(RCPM)標準失語症検査(SLTA)体幹下肢運動年齢(MOA)上肢機能得点(MFS) 結果SLTA…

ウィリアムズ症候群

・健常より脳の総容積少ない ・前頭葉と側頭葉辺縁系は問題なし ・小脳正常 ・一次聴覚野、聴覚野側頭平面が肥大化している

メニエール病

メニエール病の病期の判定 1期:聴覚障害,前庭・半規管反応低下とも可逆性である 2期:聴覚障害、前庭・半規管反応低下のいずれかあるいは両者が不可逆性であるが、変動を認める 3期:聴覚障害、前庭・半規管反応が固定している 4期:聴覚障害、前庭・半規…

酒井邦嘉:言語の脳科学.中央公論新社,2002

第12章「言語獲得の謎―言葉はどのようにして身につくか」(p.283〜284) 乳児は、六カ月までに母語の音声の特徴を認識できることが、アメリカの心理学者のクール(P.K.Kuhl)らによって明らかにされた。実験では、スウェーデン語、英語、日本語のいずれか…

酒井邦嘉:言語の脳科学.中央公論新社,2002

第8章「自然言語処理―人工知能の挑戦」(p.213) ニューラルネットでは、ニューロンに相当する素子同士の結合(コネクション)を強めたり弱めたりすることで、学習の効果を保存する。このようなアプローチのことを、「コネクショニスト・アプローチ」または…