森田秋子,小林修二:知的機能が失語症患者の基本ADLに与えている影響―レーブン色彩マトリックス検査を用いて―.高次脳機能研究25:26-32,2005


因果モデルを仮定して相関を出す。
モデルに使用した要素は
入院時の年齢(AGE)
発症から入院までの期間(POA
バーセル・インデックス(BI)
レーブン色彩マトリックス検査(RCPM)
標準失語症検査(SLTA)
体幹下肢運動年齢(MOA)
上肢機能得点(MFS)


結果

SLTAの成績は基本ADLと相関なし
RCPMの成績は基本ADLと相関が高い


発症から時間が経つごとに因果モデルの因子外の要素が強くなる。